JASSてくてくハイク2011-10-23 熊野古道

10月23日のてくてくハイク(熊野古道)の動画及びコースをお送り致します。 
コース  
熊野古道1 JR阪和線 山中渓駅からスタートし、雄ノ山峠を越えたあたりまで。
●道祖神(塞之神):山中の南の入口に鎮座し、邪気・疫病の入るのをさえぎる。蟻の熊野詣での時代から道中の安全を守ってきた
●山中関所跡:東西から山が迫り、間に川が流れ関所としては良いところ。
●日本最後の仇討場:安政4年(1857)土佐藩士 広井大六は同藩士棚橋三郎に口論の末切り捨てられた。大六の一子岩之助は、江戸に申し出て「仇討免許状」を与えられた。岩之助は、加太にひそんでいた三郎を発見し、紀州藩へ改めて仇討を申し出たところ、紀州藩としては「三郎を国ばらいとし、境橋より追放するので、仇討をしたければ境橋付近、和泉側にてすべし・・・」と伝えられた。文久3年(1863)岩之助は境橋の北側で三郎を待ちうけ、みごと仇討を果たした。丁度このあたりが川を挟んで大阪府と和歌山県の県境。
 
熊野古道2  阪和線のトンネルを過ぎたあたりからJR紀伊駅ゴールまで。     
●山口王子跡(湯屋谷・ゆやだに)、熊野三山(本宮大社、速玉大社、那智大社)への休息所。
●安楽寺前で食事。動画の場所。
●山口神社:奈良時代に坂上田村麻呂が蝦夷征伐に向かう際に戦勝祈願をした社と伝えられる。その後社名が変わり、合祀され山口神社と改称された。
●川辺王子跡:参詣道が不自然に迂回するため、別の場所にあったとする説もある。
  熊野古道1と熊野古道2の地図倍率が異なります。 
動画 「雄ノ山峠は天下の険」http://www.youtube.com/watch?v=ZrpTHv8MqpU
大きな写真⇒⇒⇒